• 営業時間

    8:30~17:30 ※土曜は8:30~12:00

  • 定休日

    第5土曜・日曜・祝日(年末年始・お盆)

当社について

社長が考える
「私の家づくり」

家づくりとは、「木」を選ぶところから始まる。
「木」は生きている。
例えば「木」を乾燥させるにも、機械を使うのではなくじっくりと時間を掛けて水分を抜いてやると、
家として組み立てたときに捻じれが少ないなど利点が多くある。

私は、そんな本物の「木」を使用した愛すべき家づくりを目指している。

当社のこだわり

  • 木の目利きができる

    木材は、種類や樹齢によって最適な使用方法や場所が異なります。また、木材は湿度が高いときには湿気を吸い込み、乾燥しているときには湿気を吐き出して湿度を調整する「調質効果」を持っています。同作用に伴う木の収縮・膨張によって「反り」が生じるため、「何でもかんでも木を使えばいい」というわけではないのです。
    だからこそ、私たちは木材の特性を見極めて適材適所に使用することが、“木を生かした家づくり”につながると考えます。近年は、木材の需要そのものが減少の一途を辿っていますが、技術を持った職人が活躍できる場を作り、後世に引き継ぐことが私たちのミッションなのです。

  • 木の家=サスティナブルという考え方

    世界最古の木造建築物である法隆寺をはじめ、日本には古くから多くの木造建築が残されています。それは裏を返せば、木造建築が強度や耐久性に優れている証拠であるといえます。私たちが提供したいと考える「木の家」は長寿命住宅です。
    長く住み続けられる家をご提供することは、家庭の経済負担を減らします。さらに、リフォームや建て替えによる廃棄を減らし、環境を守ることにもつながっているのです。
    近年は、CO2削減を目的とした「省エネルギーな住宅」が注目を集めていますが、人にも、社会にも、地球にもやさしい「木の家」こそが、“最高のサスティナブル”だと考えます。

  • 一年中、健康にいい湿度をキープ

    現在、国を挙げて高気密住宅が推奨され、主流になりつつあります。高気密性住宅とは、家をすっぽりと断熱材で覆った家になりますが、断熱材は湿度をコントロールすることができず、壁の中に水蒸気が入って壁内結露を起こします。この結露が、断熱材にカビを発生させるとともに、それに接触する柱や梁を腐食させ、住宅の寿命を縮めることにつながるのです。
    だからこそ当社では、湿度の変動を抑え、結露の少ない「木の家」を推奨しています。無垢材は梅雨時のジメジメや冬の過乾燥を快適にコントロールしてくれることができ、一年中快適で健康的な空間を作り出せるのです。

当社のこれまでの歩み

  • 木を後世に残すという使命

    「座・蔵工房」を立ち上げたのは60歳手前になってからのこと。元々は材木会社で勤務していたことから木に愛着を持っており、「昔ながらの木造の仕事がしたい」という思いで立ち上げました。
    木材は調湿効果があり、湿度の変動を抑え、結露の少ない快適で健康的な空間を作り出すことができます。また、柱や梁などの構造に使用すると、耐震強度が上がります。さらに、日本は国土面積の約66%を森林が占め、それを有効活用することは資源循環型社会形成の循環にもつながります。
    木造の技術や伝統を後世へと残すこと。そして、職人たちが活躍できる場を作ることが、会社を経営している上での大きなミッションなのです。

  • 木材の変形パターンを熟知

    腕のある職人たちは木材の個性を理解しています。そのひとつが変形です。変形する最大の理由は、木材に含まれる水分であり、水分が減少することで収縮したり、逆に吸収することで膨順したりします。これらが「反り」「曲がり」「ねじり」などの変形につながるため、建築の部材として使用する場合には、木材の変形方向を想定しておかなければならないのです。木材は丸太からさまざまな方向で加工されますが、その取り方によって変形の仕方が変わります。職人であるからには、変形の方向を十分に想定して部材を選び、取り付ける必要があるのです。私たちからすると当たり前のことですが、この知識こそが木材の可能性を広げています。

  • 住宅防音工事に注力

    航空機の騒音でお困りではありませんか? 石川県小松市は、自衛隊の飛行場運用に伴う航空機による騒音があることから、騒音の防止または軽減するために「住宅防音工事」にも注力しています。具体的な内容としましては、飛行場周辺地域の住宅に対して、換気扇、冷暖房機、防音天井、壁および防音サッシの設置を国の助成で行うというものです。
    当社では厳しいチェック体制のもと、防音工事に精通したスタッフを配備するのはもちろん、新築やリフォーム工事なども経験豊富なチームで承ります。この住宅防音工事の対象は、住宅の所在地や建築年月日等によって決まります。当社でお調べすることも可能ですので、まずは気軽にお問い合わせください。

  • 古民家再生における温故知新

    歴史ある建造物には、かつての職人たちの技や想いが込められています。それらを生かしながら、現代の暮らしにフィットする快適さ、安全性を加えるには、設計・施工すべてにおいて高いノウハウが求められるのです。当社では、長年にわたり木材に関わってきた経験を活かし、未来へと受け継がれる家に再生する「古民家再生」にも力を入れています。
    近年、日本国内では木を用いて古民家をリノベーションし、雰囲気を生かしたまま再生して活用するケースが増えています。当社でもただ新しくリフォームするだけでなく、木材を生かしたり、より使いやすい空間へプランニングしたりと、こだわりの提案を行いたいと考えています。